就業Q&A

林業への就業、教えてQ&A


 林業のことは全く知りませんが、林業の仕事に就くことはできますか。

 どんな仕事でも最初は初めてだと思います。そのため、初めての方にはまず、林業体験をされることをお勧めします。
 現在、就業のためのいろいろな講習(別図)が行われており、1,2日のものから長期なものまであります。ご自分の時間のとれる範囲で参加されることをお勧めしますが、体験の時間が長ければそれだけ知識・技術も深まることになります。
 自然を相手にする林業の知識は、経験によって培われると言いますので、一つ一つの作業を確実に行うための基本を講習で身に付け、経験を積むことが重要となります。


 林業の仕事に就くと、どんな仕事(作業)をしますか。

 林業は木を育てて収穫する産業ですが、その作業サイクルを簡単に説明します。
 @伐採→地拵え→A植え付け(造林ともいう。)→B下刈り→つる切り→除伐→C間伐(数回)→主伐(伐採)、なお、Cあたりで枝打ちを数回行うことがあります。
  また、これらの作業の合間に山の見回り、病害虫獣の被害の防止作業、管理のための歩道づくりや林道、作業道の開設や補修などをすることがあります。
 それに、山の仕事は一人でやれるというふうに思われるかもしれませんが、安全上、通常は2,3人で行うチームプレーになります。このことは、知識の習得や技能の向上のためにも重要な意味を持っています。


@伐採

A植え付け

B下刈り

C間伐

 森の中の仕事で、注意することはありますか。

山での仕事は一見気持ち良さそうですが、傾斜地で刈払機やチェーンソーなどを使うことになりますので、注意して作業しなければなりません。
 また、下刈作業は、夏の暑い時期に行いますので、暑さに対する健康管理が大変重要となります。ハチや毒ヘビなどの動物やウルシなどのカブレを起こす植物もあり、これらに対する注意も必要となります。
  しかし、これらの危険性も基本に基づいた知識や行動、さらには、先輩のアドバイスなどの手本に備えることにより大幅に軽減されます。


 給料はどうなっていますか。

給与体制は「日給」、「月給」、「出来高」などが行われておりますが、「日給」、「出来高」制が多く、「月給」制は少ない状況です。就業した当初は「日給」制で、2〜3年して仕事に慣れてくると、「出来高」制となるところが多いようです。
 「出来高」制というのは、仕事量に応じて支払うものですが、実態としては「この場所の下刈を○○円でやる。」というようなものが多く見られます。


 就業にあたり必要な資格などはありますか。

山の仕事で多くの人が携わる作業として、チェンソーを使っての伐採や刈払機を使用する下刈り作業などがあります。これらの機械は労働安全衛生規則に基づいて、安全のための講習(安全教育、特別教育)などを受けることが義務づけられています。
 そのため、この講習の受講証明を持っていることが、就業に必要な資格と言えます。


チェンソー

刈払機

 林業で機械を使う作業はありますか。

少し前までは、林業の機械といえばチェンソーや刈払機、それに架線集材機くらいでしたが、最近では樹木の伐採、造材、運搬をすることができる機械(通常「高性能林業機械」と言われます。)が使用されるようになりました。 高価な機械ですが、今では伐採現場での必需品になってきています。
 支援センターでは、このような機械を操作するためのオペレーター研修会を毎年開催しており、事業体では新たに林業に就業された若い方々を仕事に慣れた頃に、この研修へ派遣する傾向が見られます。


@ハーベスタ
伐採、枝落とし、造材


Aプロセッサー
枝落とし、造材、椪積


Bフォワーダ
運搬


 作業着などは支給されるのでしょうか。また、福利厚生関係はどうなっていますか。

作業に必要な衣服や長靴などの消耗品類の多くは、作業の安全性とも関連があり、事業主から支給されることが多くなっておりますが、その内容は事業体によって違いがあります。
福利厚生関係では、労災、雇用保険、健康保険、厚生年金及び退職金制度などに加入している事業体が多く見られます。
 そのほか、独自に傷害保険に加入している事業体もありますが、事業体により違いがありますので、確認されることをお勧めします。

 

 

公益社団法人とちぎ環境・みどり推進機構 〒321-0974 宇都宮市竹林町1030-2 河内庁舎別館3階 TEL 028-643-6801 FAX 028-643-6802